食事の後にお店のカウンターを撮らせて頂いた。
ビールサーバーの金口にピントを合わせてシャッターを押した。
何気ない、それこそ何の意図もなくスナップした一枚だったのだが、パソコンで現像してみて「SUMMILUXだな〜」とため息をついた。
写真のビールサーバーから視線が離れない。
目をつぶってまた写真を見直すとやはり自然にビールサーバーに視線がいってしまう。
まるでその部分だけ他の写真から切り抜いて貼り付けたようでもある。
このような描写をしてくれるレンズをまだ使いこなせていない。
意図した被写体に意味を込めてこのレンズで切り取ることが出来たらどんな写真になるんだろう?
いつかものにしてみたいものだ。