仕事に追われ、それでも19時前に会社を出た。
西の空を見ると夕日がまぶしいほどに輝いていた。
急ぎ車に乗り込み海を目指すが刻々と落ちてゆく夕日に気が焦る。
海に着くまでこの青空と夕日のグラデーションが残っているか微妙だった。
海まで10分のところで視界が開け、夕日が火力発電所の向こう側をオレンジ色に染めていた。
急いで車を田んぼの脇道に停め、ZD9-18mmレンズをセットして車を降りる。
最広角にしてカメラを構える。ファインダーから肉眼以上に広がった空が飛び込んでくる。
一呼吸おいてからシャッターを押した。
写真はクリックで拡大できます。
白、黄色、オレンジ、紫、青のグラデーション。
自然は偉大な芸術家だ。