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2010年 05月 06日
一筋の光
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無神論者が森林浴の散歩としゃれこむ。 と、背後の藪の中からガサガサという物音。
振り返って見ると、2メートルを超す灰色熊が上からのしかかって来た。

左の前足で掴もうとし、ぶん殴るために右の前足を振りかざしているところだ。
この瞬間、無神論者は無意識に「オオー、神様!・・・」と叫んでしまった。

時間が止まった。

熊は寸分の身じろぎもしない。

森は静まりかえった。

川の流れさえ停止している。

一筋の光が無神論者に降り注ぎ、天から声が聞こえて来る
「ここのところズーっと汝は我が存在を否定しておる。私など存在しないと高言してはばからないうえに、我が天地創造を宇宙の偶発的な出来事だとぬかしておるであろう。
さてそこで、この窮地から逃れるのに我が助けを汝はお望みかな? 信仰を持つ者として汝を数の中に入れるべきであろうか?」

無神論者はこの絶体絶命の状況のなかで答えた。
「今日までの私の人生を考えると、今更ここでクリスチャンになろうものなら、それこそ偽善になってしまうでしょう。しかし、熊をクリスチャンにすることは可能ですよね?」

天の声;「よろしい、了解しよう。」

光は消え去った。

川は再び流れを取り戻す。

森の中の様々な物音が復活した。

こうして場面が再開する。 熊は振り上げた右前足を静かに降ろした・・・両前足で合掌する・・・頭を垂れて祈りを捧げた。
「主よ、授けたもうたこの食事に対して、吾は心より感謝を捧げ奉る。」


元ネタはhttp://www.geocities.jp/darabojp/miami60.html

神様が現れるならこんな光なのかな?!と思いながらググると上のアメリカンジョークを見つけた。
写真は旧新津市金津の白玉の滝。
ND400使ってます。

by sma5004 | 2010-05-06 12:51 | 自然


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