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中野邸の紅葉は4分咲きといったところであろうか。。本番を控えこの日はロケハンのつもりで邸内を歩いた。
開園直後ということもありじっと佇んでいると聞こえてくるのは小鳥のさえずりと「カサカサ」という枯れ葉が移動する音だけだ。
風がやみ、鳥が息をひそめた瞬間が重なるとき、静寂が時間さえ止めてしまったような錯覚に陥る。
そう。。それはまるで誰かが押したシャッターの手前で見せられた一瞬の景色だった。
空を見上げ誰かさんを探してみるが何がいるはずもなく雲が流れていくだけだった。
「だよな」と心のなかでつぶやいて、何かを期待していた自分の幼さに苦笑しながらカメラのシャッターを押した。
一枚の写真だけどこんなバックグラウンドがあるのだよ。(^^; (苦笑)