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2012年 10月 08日
紅葉のはしり
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写真はクリックで拡大できます。

こちらのブログからリンクもさせて頂いているhitatinotonoさんに誘われて福島県の浄土平へ撮影に出かけた。
待ち合わせの時間に少し早く到着し、早速「着いたよ〜」メールを送ろうとしたら携帯が圏外!
「え〜〜〜〜!顔も知らないのにどうやって見つけたらいいの?」と一瞬パニクってしまったが、とりあえず電波がキャッチ出来るところまで下って「待ち合わせ場所は携帯が圏外なんで駐車場入り口近くのトイレ前に停まっている白いプリウスを探して下さい」とメールをしてその場所に戻った。

しかし、tonoさんの携帯も圏外だったらさっき送ったメールも見られないかも。。。と考えトイレ前で携帯を高くかざしてみたりしていると、「smaさん?」と声をかけられた。
あぁよかった。メールは無事に着いていたようで無事に合流することが出来た。

※tonoさんの第一印象は笑顔がとってもキュートなまさに殿様のような方でした。(^^)
ちなみに奥様はとっても上品な方でしたよ〜。顔出しできないのが残念!


車を桶沼に近い方へ移動し、早速3人で「桶沼」へ向かった。
歩き始めは平地の木道だったのだが途中からプチ登山道。息を切らしながらもなんとか目的の撮影ポイントにたどり着いた。

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写真は一部分を切り取っているので「紅葉真っ盛り」な感じに見えるが、ちょっと真っ盛りには1〜2週間早かったようだ。

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この場所で小一時間ほど撮影をしているとtonoさんがぼそっとつぶやいた。
「むこうの山からこの桶沼を撮影出来るいいポイントがあるんですよ」と。。。。
指さすその方向には黄色や赤の紅葉に染まった小高い山(蓬莱山)が見える。
「いやいやいや!あんな遠くの山に登るなんてムリムリ!」って心の中で叫んだのだがその声はtonoさんには届かなかったらしい。orz
さらに奥様が追い打ちをかける。「この前、私も登りましたのよ。おほほ」と。

完全に外堀は埋められてしまった。
これはかつての戦国時代、秀吉亡き後、家康が大阪城の外堀を埋めた「大阪夏の陣」の再来ではないのか?
tonoさんが殿様だったことを忘れていた。なんたる知将。

「んじゃ、行きますか!」ひきつり気味の笑顔でそう言うのが精一杯だったのだよ。orz

途中の話しはガッツリ割愛させて頂くが、登山道は朝に降った雨でぬかるんでおり、滑ること滑ること!
そんな中tonoさんはあのクソ重い1D Mark IIIと5Dの2台を首から提げ黙々と登っていくのだ。
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「こやつ、只者ではないな」と思いつつ、この頃にはtonoさんが家康にしか見えなくなっていた。(^^;

登り始めて30分くらいすると視界が開けキレイな紅葉が見えるようになる。
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空も雲が途切れ始め青空も見えるようになり、さぁここから桶沼を撮影・・・と思ったのだが、太陽が桶沼を照らし出すことはなく、また紅葉も早かったようだ。
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山から下りてくるとこれから登りに行く山ガール、山ボーイの一行とすれ違う。
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とっても楽しそうにイチャイチャ歩いて行くその若者達を「滑って転んで泥にまみれるがいい!」と思ったのは小さな嫉妬だったのだろう。ヾ( `▽)ゞオホホホ!!
う・・うらやましくなんかないじょ〜c(>_<。)

PS 文章の設定上、過剰な演出で無理矢理登山に付き合わされたような記述がありますが、本当は全然そんなことはなかったんでtonoさん、気にしないでね。(^^)
あの場所に登ってみて本当に良かったと思ってますよ! tonoさんが言っていたコバルトブルーに光る桶沼を私もいつか撮影してみたいと思います。(^^)v

by sma5004 | 2012-10-08 20:28 | 紅葉


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